tetsugaku poet

qinggengcai

ブログ村トーナメント、6月~7月の結果発表


6月と7月は、29回参戦して3勝、
優勝3回、準優勝5回。


    06/01決勝、「人間らしさ・・」トーナメント、参加者20名、
     ★準決勝戦敗退、『嫌い、ってことは 6/6』、2014/05/16

    06/04決勝、「逃げる・・」トーナメント、参加者10名、
     ★準々決勝戦敗退、『すっぱいぶどう』、2014/07/27

    06/06決勝、「B級 14」トーナメント、参加者34名、
     ★準々決勝戦敗退、『優しさ、に関して』、2014/10/06

    06/07決勝、「興味なし 50」トーナメント、参加者39名、
     ★2回戦敗退、『人は互いのために生きている 3/5』、2014/08/11

    06/07決勝、「存在とは・・」トーナメント、参加者15名、
     ★準々決勝戦敗退、『他ト我』、2015/05/28

    06/09決勝、「くだらない戦い 51」トーナメント、参加者44名、
     ★2回戦敗退、『タイトなオノマトペのコード』、2015/03/29

    06/13決勝、「小細工・・」トーナメント、参加者14名、
     ★準決勝戦敗退、『返し論 3/x』、2015/05/25

    06/14決勝、「善行・・」トーナメント、参加者8名、
     ★準々決勝戦敗退、『ヨブは新約を読んでいないから』、2013/04/26

    06/14決勝、「解釈・・」トーナメント、参加者12名、
     ★準優勝、『返し論 2/x』、2015/05/23

    06/16決勝、「廃」トーナメント、参加者13名、
     ★準決勝戦敗退、『廃工場』、2013/05/24

    06/18決勝、「話す・・」トーナメント、参加者17名、
     ★準決勝戦敗退、『返し論 4/4』、2015/06/06

    06/19決勝、「B級 15」トーナメント、参加者44名、
     ☆優勝、『人によって態度を変えること 2/2』、2014/09/22

    06/20決勝、「土の器・・」トーナメント、参加者8名、
     ★準々決勝戦敗退、『答えのない問いに』、2015/06/08

    06/23決勝、「変な?創作物」トーナメント、参加者19名、
     ★準決勝戦敗退、『おもちゃ感』、2011/11/30

    06/27決勝、「疑・・」トーナメント、参加者18名、
     ★準優勝、『話にならない 2/2』、2015/06/08

    06/28決勝、「B級 16」トーナメント、参加者42名、
     ☆優勝、『話にならない 1/2』、2015/06/07

    07/03決勝、「詩を書こう」トーナメント、参加者17名、
     ☆優勝、『一人は賑やか』、2015/06/19

    07/05決勝、「詩歌の楽園 Part2」トーナメント、参加者17名、
     ★2回戦敗退、『呆れたことに』、2015/06/26

    07/06決勝、「詩人の吹き溜まり」トーナメント、参加者13名、
     ★準優勝、『感謝知らずな惑星』、2015/06/21

    07/14決勝、「詩を書こう 2」トーナメント、参加者13名、
     ★準々決勝戦敗退、『ありがとう』、2015/06/23

    07/15決勝、「無理・・」トーナメント、参加者20名、
     ★準決勝戦敗退、『大安売り』、2015/06/28

    07/16決勝、「くだらない戦い 52」トーナメント、参加者51名、
     ★2回戦敗退、『価値観 2/x』、2015/07/04

    07/16決勝、「B級 17」トーナメント、参加者41名、
     ★準々決勝戦敗退、『人によって態度を変えること 1/x』、2014/09/22

    07/17決勝、「正直に生きよう」トーナメント、参加者29名、
     ★2回戦敗退、『価値観 1/x』、2015/07/03

    07/17決勝、「真理は常に簡単なことの中にある」トーナメント、参加者12名、
     ★準優勝、『価値観 3/x』、2015/07/05

    07/19決勝、「陰徳」トーナメント、参加者9名、
     ★準決勝戦敗退、『価値観 4/x』、2015/07/06

    07/24決勝、「修正・・」トーナメント、参加者12名、
     ★準決勝戦敗退、『アドラーと遊ぼう』、2015/07/12

    07/27決勝、「正直に生きよう 2」トーナメント、参加者38名、
     ★準優勝、『価値観 5/5』、2015/07/07

    07/28決勝、「真理は常に簡単なことの中にある 2」トーナメント、参加者17名、
     ★2回戦敗退、『アドラーで遊ぼう』、2015/07/10



    解釈・・トーナメント
    B級 15トーナメント
    疑・・トーナメント
    B級 16トーナメント
    詩を書こうトーナメント
    詩人の吹き溜まりトーナメント
    真理は常に簡単なことの中にあるトーナメント
    正直に生きよう 2トーナメント



  1. 2015年07月31日 23:58 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

汝、殺すなかれ


律法と十戒が刻まれた石板を抱えて、
モーセが山を降りたとき、イスラエルの同朋は、
偶像を崇拝し、乱痴気騒ぎをしていた。

モーセは言った。
「だれでも、主につく者は、私のところに」
レビ族が皆、…ということは、偶像崇拝や姦淫を煽動し、
モーセの詰問に嘘をついて逃れたアロンも…、
モーセのもとに集まった。

「イスラエルの神、主はこう仰せられる。
おのおの腰に剣を帯び、
宿営の中を入口から入口へ行き巡って、
おのおのその兄弟、
その友、その隣人を殺せ」

汝、殺すなかれの言葉があった石板は、
モーセが怒って叩き割った。
そして、3千人が殺された。



イスラエルの民、
3百万人の中の3千人は、決して多い数ではない、
そんな苦しい説明がなされるのだろうか。
しかし、何人だって多い。
どんなに分母を増やしても。

2001年9月、
ワールドトレードセンターの犠牲者の数は2,749人だが、
ニューヨーク市の人口を分母にしてみるか?
1人として、殺されなければならない理由がないときには、
1人だって多いことくらい分かるだろう。

殺される側に理由がなく、
殺す側の理由だけが語られるのなら、
僕は、どのようにして神とテロリズムを見分ければいい?



たぶん、僕は間違えている。
今を生きる僕たちの視点を、
モーセの書に投げるのは間違っている。
逆に、古い書物によって、
僕たちのホロコーストを色づけてはならない。

僕が間違えているのならいいけれど。
もしも、僕が間違えていないのなら、
ユダヤ=キリスト教は、

3千年も馬鹿を繰り返していることになる。



  1. 2015年07月30日 23:08 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

Mini will give you quite a turn


    150728.jpg

Where we've taken inches off the Mini will give you quite a turn.

ミニ(クルマ/ミニスカート)から、
何インチかを切り詰めたとき、
かなりのターン(旋回/ふり返る)を与えます、
ってことか?


ミニのホイールベースは、2,035mm、
異様に短いから、旋回性能が良いのは当たりまえだが、
ステアリングを切った途端に向きが変わる、
ってことでもない。

2mのホイールベースのクルマに与えるべき特性は、
クイックな挙動ではなく、直進性だ。
運転してみれば分かる、
このクルマの100km/hが、どれだけまっすぐか。

120km/hが、どれだけ怖いかw。



  1. 2015年07月27日 20:24 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

10%の過酷なテーゼ 6/6


認められないことを、
認めるのが、多様性だ。
原爆投下を認める考えを排除するのなら、
多様性を認める、なんて話は、
嘘っぱちになる。

―― 反発を食らうやろな。


無茶苦茶な話ではなく、
むしろ、当りまえに認められなければならない。
原爆投下は正当化されるか、されないか、
アメリカ人に訊けば、今でも、
正当化される、と答えるほうが多いだろう。

―― そらそやな。


蚊によって生命を奪われる人は、年間72万人、
ヒロシマ、ナガサキの3倍を超える。
核廃絶よりも、媒介蚊を絶滅させる方が重要だ。
核兵器は毎年、投下されるわけではない。
そんな考えも、当りまえに認められなければならない。

―― もちろん。


多様性を認める、多様性を尊重する、
検索窓に入力してみると分かる。
その90%は、認められやすい多様性しか示さない。
容易に認められることがらを、認めようと提言して、
それを多様性と呼んでいる。

―― 利口な人たちだw。


夫婦別姓とか、同性愛者の婚姻とか、
そんなものは、今どき認められて当たりまえの話だ。
90%の人たちが認めるだろう。
90%の賛成を得た多様性など、
僕は、多様性とは呼ばない。

―― 馬鹿だからw。


多様性は、10%の側にある。
10%の少数者は、
おもに、90%のことを考えている。
でないと、10%を切り抜くことができない、
違和を感じることができない。

―― それは、馬鹿だからw。


90%の多数派は、
90%の人たちから正しさを保証されているから、
考えなくてもいい、あるいは、考えたような気になれる。
そして、その多様性のなさに失望して、
10%は考え始める。

―― では、あらゆる考えごとは、必ず少数派になるなぁ。
―― 過酷やねぇ、10%はw。

    150727.jpg



  1. 2015年07月26日 21:34 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

10%の過酷なテーゼ 5/x


マラリア、デング熱、チクングニヤ熱、
蚊によって奪われる人の生命は、年間725,000、
甲子園球場に換算すると、14個分になる。
そのうちマラリアは584,000、
横浜スタジアムに換算すると、19個分になる。

―― 球場を変えるなw。


マラリアによる死者の、
ほとんどがアフリカの子どもだ。
西アフリカの鎌型赤血球の頻度は10%だが、
アフリカ系アメリカ人のそれは、
4%に下がっている。

―― 200年前として、7世代くらいで。


北アメリカで鎌型赤血球を持っていても、
貧血になるだけで、メリットはない。
人は、それほどに環境依存的にできていて、
ゲノムは、場当たり的な選択をする。
人は、ほかの生物との関係性を抜きにしては語れない。

―― ゲノムは日和(ひより)を見てるのか~。


昨年、ロンドン大学の、
生物学者のチームが発表した論文では、
蚊の遺伝子を組み換えて、メスの発生率を低下させ、
マラリア原虫の媒介蚊の個体群を、
絶滅に導くことができるらしい。

―― 悪い予感がするなぁ、そんなことをすると。


進化は生存競争だけではなく、
もっと共存的なのだろう。
例えば、ビフィズス菌や乳酸菌を利用できれば、
それらの合成に関する遺伝子群はいらなくなり、
遺伝子は、自己増殖の効率化を図ることができる。

―― 消化吸収のアウトソーシングやね。


人とともに生きてきた生きものと、
それらの多様さは、
周りに様々な生きものがいるから、
僕たちが生きていられることを教えてくれる。
それは、僕たちの遺伝子に書き込まれている。

―― 結論に行こうとしてるやろw。


人は、人に害をおよぼすウイルスや、
細菌や、原虫とでさえ共存してきた。
それらと共存するために、劣性の遺伝子や、
先天性の疾患も共存させてきた。
様々な可能性から種を守るために。

―― 多様性には、多様性で応えよう。


多様性を認める、
それは、僕たちが、認めたくないもの、
認めることができないもの、
それさえも認めるということだ。
きれいな、甘ったるい話ではない。

    150726.jpg

―― では、極論だが、「ちびっこ」でヒロシマ、14万人、
―― 「でぶっちょ」でナガサキ、7万人、これを認めるか?



  1. 2015年07月26日 15:44 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

10%の過酷なテーゼ 4/x


考える人、を、
90%の人が考える必要がないと思っていることを考える人、
そう定義したとき、
考える人の割合は、10%になる。

―― 当たりまえや。91%なら、残りは9%になるw。


余計なことを考える、
それは、ほめられたものではない。
余計な量を食べる人を、余計なことを喋る人を、
余計な時間を眠る人を、誰もほめたりはしない。

―― 確かに。考える、ってことは肯定されすぎやね。


余計なことでも、考えていると、
周りが、何も考えていないように見えてくる。
何も考えていない人など、
実は、どこにもいないのだが。

―― では、みんな、自分は10%に入ると思ってるやろなw。


それでも、考える10%と、
考えていない90%がいるとしよう。
そのバランスは、
どうやら、必要なことらしいから。

―― 10%のほうは、必要悪やね。


位相が違うから、当りまえのことに引っかかる。
優性で正常な人なら、一生に一度も考えないことを、
憑かれたように考えてしまう。
誰のためにも、何のためにもならない。

―― お疲れっ。


劣性で、異常で、少数で、理解されにくく、
考えたわりには、何も見返りがない。
そんな過酷な宿命を負わされている者が、
どれほどいるのだろう。

―― さあな。多く見積もっても、せいぜい、
―― 10%くらいやねw。

    150724.jpg



  1. 2015年07月24日 22:08 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

10%の過酷なテーゼ 3/x


優性な遺伝子を持った人たちが死に絶えて、
人口10分の1の、貧血村になったわけだが、
話はそれだけでは終わらない。

―― でないと、話にならんw。


その村は、何世代か後には、
また、優性な遺伝子を持った人たちが、
90%を占めるようになる。

―― ゲノムは、そこまで仕組まれてるんやね。


優性な遺伝子を持った大腸菌50%と、
劣性遺伝子の大腸菌50%をシャーレで培養すると、
数日後には、優性が90%、劣性が10%になる。

―― それが、優性という意味やわ。


そして、優性の大腸菌95%、劣性の大腸菌5%で始めても、
同じく、優性が90%、劣性が10%になる。
優性は、優性に反して、劣性に5%を譲り渡す。

―― どうやら、必要なことらしいな、
―― 10%の劣性は。

    150723a.jpg



  1. 2015年07月23日 20:53 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

10%の過酷なテーゼ 2/x


マラリアが発生する地域には、
血液中の赤血球の変異型、
鎌型赤血球を持った人が多くみられる。

―― 鎌型赤血球について、3行で説明を。


鎌のかたちをした赤血球は、
カリウムが、あれして、なにして、
原虫は、戸惑い、途方に暮れる。

―― 文系馬鹿やなw。


とにかく、鎌型赤血球は、
マラリアに対して抵抗性を示す。
乱暴に言うと、マラリアにかからない。

―― 分かりやすいわ。


しかし、鎌型赤血球を多く持っていると、
赤血球が正常に循環できないため、貧血になりやすく、
死亡することもある。

―― マラリアにかかるほうがましやね。


とくに、両親からともに、
鎌型赤血球遺伝子を受け継ぐと、
事態は極めて深刻になる。

―― 極めて深刻、言葉を選んだね~。


鎌型赤血球の頻度は10%、
劣性遺伝子は、マラリア原虫が多い地域に適応するために、
貧血を代償に、生き残った。

―― 代償が大きすぎないか?


アフリカの、とある地域で、
マラリアっぽい風土病が流行ったことがある。
そこにも、優性、劣性それぞれの遺伝子を持った人たちがいた。

―― ふん。


優性で正常な遺伝子を持った者は90%、
そのすべてが死亡した。
劣性で異常な遺伝子を持った10%が生き残った。

―― なるほど。


劣性で異常な10%は、
様々な可能性から種を守るため、
過酷な宿命を負わされている。

―― そうなるか~、
―― 個人が背負う代償の大きさは、増えも減りもせんけどな。

    150721.jpg



  1. 2015年07月21日 23:14 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

10%の過酷なテーゼ 1/x


ところで、
マラリアの原虫は、
ハマダラカによって媒介される。

―― いきなりw、なんの話や?


マラリア原虫で、
引き起こされる感染症は、4種類ある。
熱帯熱と、それと、あれと、なにと、あれだ。

―― あれ、てw。


そのうち、熱帯熱は、
アフリカを中心に、毎年2億人が感染する。
甲子園球場に換算すると、4,000個分になる。

―― 余計に分からん。


ハマダラカ、
カ科ハマダラカ亜科に属する蚊の総称。
さて、「か」はいくつ?

―― 知らんがな。


体長5mm、
日本には、シナハマダラカ、ヤマトハマダラカなど、
十余種が生息する。

    150720.jpg

―― ポップやなw、
―― なんでウォーホルやねん。



  1. 2015年07月19日 18:03 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

アドラーのトラウマの否定、の否定


    アドラーの言うとおり、
    トラウマは否定してもいい。
    否定できるようなトラウマなら、
    好きなようにすればいい。

それは、ほとんど同語反復だと思う。
つまり、否定してもいいようなトラウマを否定する。
肯定するか否定するかは恣意的で、
なんとなく、世間並みに決めればいい。

    そんなものは、もとより、トラウマとは呼ばない。
    それについても、ほとんど同語反復だと思う。
    トラウマと呼べないようなトラウマは、
    否定しても構わない。

目的論で、原因論をひっくり返すのも同じこと。
成り立つ場合でないと使えない。
ひっくり返して、成り立つかどうかは、
なんとなく、世間並みに決めればいい。



        アドラーは、
        アメリカで最も収入のある講演家になり、
        運転手つきの高級車に乗っていた。
        1937年に世を去るが、その後を生きる僕たちには、
        アドラーが知らない、僕たちのトラウマがある。

        ホロコースト、ヒロシマ、ナガサキ、
        オキナワ、ペリリュー島、硫黄島。
        現在もなお続く、イラク、アフガニスタン、
        ナイジェリア、コロンビア、ミャンマー、インド。
        神戸、東北、チェルノブイリ、フクシマ。

        それらの、圧倒的な破壊に際しては、
        トラウマは否定できないだろう。
        否定しないと、その個人はトラウマに拘束されて、
        動けなくなるから否定するのは分かる。
        しかし、トラウマを丸ごと否定する理由にはならない。

        百歩譲って、少なくとも、
        否定すべきものとしてでも、トラウマがある。
        僕たちには、現在が、
        過去の積み重ねで作られたという理解がある。
        実際に過去に規定されているかは、どうでもいい。

        その理解がある限り、
        トラウマは否定できない。



  1. 2015年07月18日 21:36 |
  2. 反アドラー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8