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コピペな人たち


他人のブログの、
それも、コメント欄の書き込みを、

勝手に切り取って、貼りつけて、
自分のブログのエントリにする。

やってもいいこと、だめなこと、
その境界は、時として、曖昧で、

その都度、探らなきゃならないけれど、
誰に訊いてもいい、

きっと、しないほうがいいと言う。



    190414e.jpg

もう何度もやっているから、
鈍っているのかもしれないけれど、

恥ずかしいことだと思ってほしい。



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  1. 2019年08月07日 00:01 |
  2. 馬鹿
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ロックな人たち


ライブにこだわったパフォーマー、
3人を挙げるなら、僕なら、迷わず、
ゴータマ・シッダールタ(釈迦、仏陀)、
ソクラテス、ナザレのイエス(イエス・キリスト)。

彼らのパフォーマンスは、
話し言葉による対話である。
彼らは、人通りの多い歩道や、街中の広場で、
路上ライブに明け暮れていた。



    

    永遠なんて素気ないね ほんの仮初めが好いね
    愈々(いよいよ)宴も酣(たけなわ)、本番です

    ―― 長く短い祭/椎名林檎、長岡亮介
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2015、EMI Records Japan



大きな組織に飼われながら、
音楽産業の思惑によって作られるのではなく、
自分たちが表現したい音楽を、
主体的に発信して行くのがロックだとすれば、

宗教でも、哲学でも、どんな分野でも、
言いたいこと、考えていることを、
自ら表現する人がロックになる。
彼らは、至上最高のロック・スターだ。

宗教も、哲学も、やがては組織化されて、
組織のための宗教・哲学、職業としての宗教・哲学になり、
ロックな精神から離反して行くことを、
彼らは、知っていたのかもしれない。

3人とも、反-ロックに役立ちそうな、
書き言葉を残していないから。



    

    Honesty is such a lonely word, Everyone is so untrue
    Honesty is hardly ever heard, And mostly what I need from you

    ―― Honesty/Billy Joel
    ―― Billy Joel 作詞作曲、1979、Columbia Records



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  1. 2019年08月06日 00:01 |
  2. 馬鹿
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憧れる、ってことは、自分でする気がない、ってことか (`・ω・´)キリッ


この気分は、たぶん、憧れ。
ある程度の期間、果たされていない欲求。
例えば、ピアノを弾いてみたい、
って憧れがあって、でも、弾く気がないとき。

おとぎ話のように、
実現しそうにないことを夢見たり、
自分とは不釣り合いなことを、
したくなる気持ちが、憧れ、であり、

つまり、憧れている時点で、
自分がピアノを弾くなんて思っていない。
弾く気がある人なら、
弾くこと自体には憧れはないもの。



    

    ―― 嘲笑/加藤愛
    ―― 北野武 作詞、玉置浩二 作曲、1993、Victor Entertainment



例えば、哲学的にものごとを考えてみたい、
って憧れがあって、でも、考える気がないとき。
つまり、憧れている時点で、
自分が考えるなんて思っていない。

考える気がある人なら、
考えること自体には憧れはないもの。



    

    ―― ロビンソン/加藤愛
    ―― 草野正宗 作詞作曲、1995、ポリドール



ここで、憧れ、を2つに分けてみる。
自分がピアノを弾いている、自分が考えている、
そんな自分を思い浮かべて憧れを持つか、
あるいは、ビル・エヴァンスのようにピアノを弾きたい、とか、

ニーチェのように考えたい、とか、
仰ぎみる理想に対して憧れを抱くか。



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  1. 2019年08月05日 00:02 |
  2. 馬鹿
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情報過多で、頭の中が騒がしいだけで、


フォトショも、イラレも、エクセルも、とても便利。
短時間で、楽ちんに仕事を片づけるのに役立つ。

確かに、便利で、速くて、楽ちんで、
それらがない時代には、もう誰も戻れない。

でも、仕事が効率よく片づいているはずなのに、
僕は、なぜこんなに忙しいのだろう。



    

    あちらを叩けばこちらから こちらを叩けばあちらから
    いじわるもぐらが 私の隙をついて いろんなとこから顔を出すの

    ―― もぐらたたきのような人/町あかり
    ―― 町あかり 作詞作曲、2012



いつだって、次の瞬間には、スマホか、メールか、
FAXか、外線か、内線に呼ばれて、

そいつらの相手をしながら、
モニタではいくつもの作業が同時に進められ、

ずいぶん頭を使っているはずなのに、
僕は、なぜこんなに何も考えていないのだろう。

僕は、考える、ということを知らない。
もとより何かを考えられるような環境ではないし、

いちいち考えていたら、仕事が終わらない。



    

    すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる
    君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける

    ―― すばらしい日々/ユニコーン
    ―― 奥田民生 作詞作曲、1993、Sony Records



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  1. 2019年08月04日 00:06 |
  2. 馬鹿
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してみたい、ってことは、したくない、ってことだとしても (`・ω・´)キリッ


        例えば、ピアノを弾いてみたい、
        なんて思ったりする。
        それは、カフェで聞こえてくるような。
ジャズっぽいアレンジの、
落ち着きのない音を並べたような。
気負いもなく、簡単そうに、
        危なっかしいフレーズを繰り出してみたい。
        でも、ピアノの練習なんて、
        したいとは思えないけれど。



    

    And they sit at the bar and put bread in my jar
    And say, "Man, what are you doin' here?"

    ―― Piano Man/Billy Joel
    ―― Billy Joel 作詞作曲、1973、Columbia Records



例えば、哲学的にものごとを考えてみたい、
なんて思ったりする。
広くて、深い見通しを持っているような。
        高い抽象度を保ったままで、
        聞き慣れない表現を並べたような。
        平易な、よくある言葉づかいで、
気のきいたフレーズを繰り出してみたい。
でも、ややこしい考えごとなんて、
したいとは思えないけれど。

        ピアノの練習はしたくない、ってのは、
        ピアノを弾きたくない、ってことであり、
        ややこしい考えごとはしたくない、ってのは、

        哲学をしたくない、ってことだとしても。



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  1. 2019年08月03日 00:04 |
  2. 馬鹿
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