>何が入力され続けたのかは、優れた教訓になる。
>その人が、どんな考え方で、何をしてきたか。
何を入力すれば、なりたい人、なりたくない人が出力されるのか。
こんな大人になりたいorなりたくない。
まずは今、見直したい日々の些細なあれこれ
https://mery.jp/1049940
A子:視野が広くて、まわりが見えている大人
B子:「最近の若者は~」って言わない大人
C子:素敵な人たちに囲まれている大人
D子:年を重ねても女性として魅力的な大人
E子:イライラを人に押し付けない大人
素敵な大人への道は、きっと、
ちょっとした意識の積み重ねなんです。
それを何年、何十年も続けていった先に、
「こんな大人になりたいな」と
今度はあなたが憧れられる番がやってくるのかも。

―― Momentary/Ilya Kuvshinov、2016
無意味とは、対象が変化を与えないこと、
って定義してみる、取りあえず。
やっても、やらなくても、同じこと。
では、逆に、意味とは、良くも悪くも、
その対象によって生まれる変化である。
やり続けていたら、そうなったこと。
意味の意味なんて、今まで、
一度も考えたことがないのなら、
さしあたり、そんなのでよくないか?
一生に一度も考えないよりも。
すべてが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ
―― HANABI/Mr.Children
―― 桜井和寿 作詞作曲、2008、TOY'S FACTORY
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2020年09月30日 00:00 |
- 自分らしさ
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GIGO、ギーゴー、ガイゴー、ジーアイジーオー、
Garbage In, Garbage Out、
ゴミを入力すると、ゴミが出力される。
原因がゴミなら、どんな論理で糊塗しても、
出てくる結果はゴミである。
前提条件の間違いは、そのまま結論に現れる。
もしも、周囲に、こんな人にはなりたくない、
って人がいたなら、その人は、間違った入力を、
何年も、何十年も続けてきた結果であり、
何が入力され続けたのかは、優れた教訓になる。
その人が、どんな考え方で、何をしてきたか。
何を入力すれば、なりたくない人が出力されるのか。
To be or not to be, that is the question、
このまま生きて行くこと、今の生き方を変えること、
それが問題になったときに、
who not to be、なるべきではない人の好例になる。
残念ながら、無為徒食で、無駄に毎日を過ごし、
何も入力されていないのなら、教訓にはならない。
出てくる結果は、当然、無意味である。

―― Momentary/Ilya Kuvshinov、2016
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
―― 彩り/Mr.Children
―― 桜井和寿 作詞作曲、2007、TOY'S FACTORY
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- 2020年09月29日 00:00 |
- 自分らしさ
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ともあれ、誰かにとっては、
「って」とか、「なんての」とか、「っぽい」とか、「どうしたって」とかの、
話し言葉っぽい端折り方や、タイトルの絵文字だけで、
直截に、下手な文章に思えるのだろうし、
違う誰かなら、「浮かべたまま」、「浮世離れした」、
「浮ついた」なんて言葉紡ぎに、洒落や、遊びを見つけるのだろうし、
別の誰かなら、「着地しない」や、「地に足をつけて」に、
対比や、掛詞(かけことば)や、連辞関係を見出すのだろう。
否定するのは簡単で、言葉足らずとも、冗長とも、
考えが浅いとも、考え過ぎとも、理由など示さなくとも、
たとえ、自分が、どんな文章が上手な文章なのかが、
分からないままでも、否定はできる。
僕がそれを否定してしまうと、袋小路に迷い込む。
否定に否定を重ねたところで、上手な文章は見えてこない。

―― Intense Absence/Peter Zelei、2017
>具体的な問題を扱わなければ、多くの人には、
>問題と思えない、ってことではないのか?
具体的な問題を扱っても、なお、文章の上手い下手なんて、
どうでもいいと言われたらそれまでだから、
では、問題は、誰かにとっては、問題になる問いなのに、
誰かにとっては、問題にならない問いなのはなぜか、
きっと、最後には、そんな問題に帰着する。
すべてが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ
―― HANABI/Mr.Children
―― 桜井和寿 作詞作曲、2008、TOY'S FACTORY
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- 2020年09月28日 00:00 |
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上手な文章の書き方、って検索窓に入れると、
たいていは、抽象的な表現を避け、具体的に書く、
なんてのが返ってくる。
なるほど、抽象画は下手くそで、具象画は上手っぽい。
書き出しから結びまで、おおよそは、
抽象に浮かべたまま、着地しない僕なら、
どうしたって上手い文章が書けないから、
今夜も、下手っぴに書いてみる。
しかし、もしかしたら、そんなのは、
上手いとか、下手とかの埒外で、
具体的な問題を扱わなければ、多くの人には、
そもそも、問題と思えない、ってことではないのか?
ふわふわの抽象的な問題なんて、
おおよそ、浮世離れしたファンタジーで、
そんな浮ついたものを、ことさらに考えなくても、
地に足をつけて考えることはいくらでもある。
抽象の中から、具象を見つけるのが抽象画で、
具象の中から、抽象を見つけるのが具象画だ。
誰かにとっては、具象に向かう問いが、
誰かにとっては、抽象に向かう問いになる。
同じ問題を扱っているときでさえ、なんて、ここまで書いて、
確かに、どうでもいいとしか言いようがないけれど、
僕にだって、ほかに考えることくらい、きっと、
いくらでもあって、それを書けば、きっと、
もっと上手に書けるのかもしれない。

―― Intense Absence/Peter Zelei、2017
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて
―― 彩り/Mr.Children
―― 桜井和寿 作詞作曲、2007、TOY'S FACTORY
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- 2020年09月27日 00:00 |
- 自分らしさ
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人は、見たいものしか見えないし、
見たいように世界を描き変える。
聞きたいようにしか聞けなくて、
聞きたい世界に作り変えてしまう。
だから、よく分からないのに、
分かったつもりにならないこと。
自分なんて 色や形を変えながら、
空を移ろい行く雲みたいなものでいい。
すっかり分かっている自分なら、
もう、知るには及ばなくなって、
分かったふりだけが上手くなる。
知ったかぶりにも気づけなくなって、
知らないことにも気づけない。

―― Nudes and Architecture/Peter Zelei、2015
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- 2020年09月23日 00:00 |
- 色即是空
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>最初から分かっている人なんていない。
だから、僕たちは、過去の解釈に固執してはならない。
世界がことごとく画図であるなら、
画図は、常に描き変えられなければならない。
>観る者を、新しい解釈に誘ってくれる。
>僕たちを、分かるように駆り立てる。
だから、僕たちは、分かったふりをしてはならない。
分かったつもりになってはならない。
世界は、現在進行形の時制で画される画図であり、
優れた芸術作品なら、古くても新しい。
観る者を、新しい解釈に誘い続けて、
過去に定まった解釈に留まることを許さない。
世界は無常であり、常に描きかけの画図である。

―― Vilhelm's rooms/Peter Zelei、2015
My lines, Your lines, Don't cross them lines
What you like, what I like, Why can't we both be right?
僕の線引き、君の画し方、邪魔立てすることなしに、
君の選好、僕の志向、どちらも正しい、ってことにはできないか?
―― Don't Wanna Fight/Alabama Shakes
―― Brittany Howard 作詞作曲、2015、ATO Records
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- 2020年09月21日 00:00 |
- 色即是空
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