整備は、自然科学が成り立つ場所、
つまり、物理的空間での話で、
形而下の、フィジカルな話で、
そこは、僕がどのようにも思っていても、
あるいは、別に何も思っていなくても、
それは問題にならない場所で、
つまり、言葉が通じていても、
通じていなくても、構わない場所で、
逆説的には、言葉が通じない人とでも、
言葉が通じる場所である。
話せなかったことが たくさんあるんだ
言葉じゃ足りなくて
―― 水彩の月/Uru
―― 秦基博 作詞作曲、2015、Ariola Japan
言葉が通じることを求められる場所は、
そういう意味では、抽象的空間になり、
それは、形而上の、メタフィジカルな話で、
そこは、僕が何かを思うことで現れる場所で、
別に何も思っていないのなら、
もとより、現れることのない場所で、
つまり、どこにでもあって、どこにもない場所で、
空白のままに、保存させ続けることには耐えがたく、
誰もが、充填させようと試みるが、
そこには、言葉だけがあるのだろう。
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2019年12月04日 00:04 |
- ラパン/ミニ
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青梗菜さん、おはようございます!!^^
>整備手帳 ―― 形而上の、メタフィジカルな 2/x
は今のところ私にはナンカわかりやすいっす。理由は車の整備に疎くても読めさうな予感です。(文末が新感覚派風?)
>整備は、自然科学が成り立つ場所、
>つまり、物理的空間での話で、
>形而下の、フィジカルな話で、
整備そのものについて言葉を交わす世界は形而下?だという話だと理解しました。形而上と思っていたかそれすら考えたこと無かったかかもと思いました。
>言葉が通じることを求められる場所は、
とは私の気持ちをわかつてくれと云ふ気持ちに近いですかそれとも当たらずとも遠からずですか、これら以外ですか?(接続詞の置き場所が本多勝一風?)m(__;m
- 2019/12/04(水) 10:21:08 |
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- くわがたお #-
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がたおさん、こんにちは。
>>整備手帳 ―― 形而上の、メタフィジカルな 2/x
>は今のところ私にはナンカわかりやすいっす。理由は車の整備に疎くても読めさうな予感です。(文末が新感覚派風?)
具体的な整備については読めなくても、メタ整備については読めますね。
>整備そのものについて言葉を交わす世界は形而下?だという話だと理解しました。
12mmか13mmか、5Aか10Aか、なんて言葉を交わしているときは、
長さって何ですか? 大きさって何ですか? なんて形而上で混ぜ返す人はいません。
僕たちは、その人からの、極端に思考が狭められている、なんて批判は受けつけません。
12mmか13mmか、5Aか10Aかに知的リソースを集中させている会話だからです。
>>言葉が通じることを求められる場所は、
>とは私の気持ちをわかつてくれと云ふ気持ちに近いですかそれとも当たらずとも遠からずですか、これら以外ですか?(接続詞の置き場所が本多勝一風?)
書きたいことある、というのは、どういう状態か、
逆に、書きたいことが何もない、というのは、どういう状態か、
なんて考えます。
それは、書く、ってことそのものについて書くような、
いわば、メタ書く、についての話ですね。
- 2019/12/05(木) 12:03:31 |
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- 青梗菜 #De6CjWPI
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