>さらには、僕たちは、言葉を獲得することによって、
>言葉にならないものごとを喪失してしまった。
複雑に混ざり合い、常に変容を続ける僕たちの感情は、
出来合いの言葉に置き換えられるものではない。
そして、考えるときに言葉を使えば、
言葉に収まらなかった感情が抜け落ちる。
楽しい、に収まる楽しさなんてものはないし、
悲しい、に収まる悲しさなんてものもない。
世の中には、言葉で言い表せれないものがいくらでもあって、
言葉の不自由さを越えて、感情を封じ込めたもの、
それは、例えば、音楽や絵画や写真や映像であり、
音楽と共に、言葉にならない感情が再生されるのなら、
それが、良い音楽なのだろう。
言葉にできず凍えたままで 人前ではやさしく生きていた
しわよせで こんなふうに雑に 雨の夜にきみを抱きしめてた
―― Rain/Goose house
―― 大江千里 作詞作曲、1988、EPIC/SONY RECORDS
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2019年12月11日 00:03 |
- ラパン/ミニ
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| コメント:4
ブログは文字ですから、言葉だけが頼りですよね。
不利です。
会って話せば、言葉は失敗してても感情は伝わるものだよな、と思います。
- 2019/12/12(木) 00:39:06 |
- URL |
- プラトニックまいまい #-
- [ 編集 ]
まいまいさん、こんにちは。
>ブログは文字ですから、言葉だけが頼りですよね。
ですねぇ。
>不利です。
不利ってw。
>会って話せば、言葉は失敗してても感情は伝わるものだよな、と思います。
まあね~、会話が成り立てば、
それだけで、ある程度の成功です。
それだけで、何ごとかではあると思います。
ってか、ひと頃まいまいさんが目指していた辰夫が。
- 2019/12/12(木) 14:46:31 |
- URL |
- 青梗菜 #De6CjWPI
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