ステレオタイプ(英: Stereotype、仏: Stéréotype)とは、
多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、
レッテル、偏見、差別などの類型化された観念を指す用語である。
アメリカのジャーナリストであるウォルター・リップマンによって命名された。
また、社会心理学ではステレオタイプとは、
特定のカテゴリーの人々に関する過度に一般化された信念のことである。
その種類は様々で、例えば、そのグループの性格、
好み、外見、能力に関するものなどがある。
ステレオタイプは、過度に一般化され、不正確で、
新しい情報に抵抗を示すこともあるが、正確な場合もある。
集団に関するこのような一般化は、
迅速な意思決定を行う際には有用である可能性があるが、
特定の個人に適用した場合には誤りとなる可能性があり、
差別の原因の一つとなっている。
実証的な社会科学の研究では、人口統計学的特性、学業成績、
性格、行動、性別、国籍、人種、社会階層、民族、
政治的所属などに基づくステレオタイプについて、
政治的所属や国籍に関するステレオタイプには
正確さに欠ける部分はあるものの、
それ以外のほとんどのステレオタイプは
高い正確性と合理性があることがわかっている。
―― ウィキ/ステレオタイプ
ステレオタイプ、それ自体のステレオタイプ、
つまり、ステレオタイプは、先入観による不正確さの謂いである、
という思い込みを纏(まと)っている。
ステレオタイプは、あながち不正確ではなく、
その多くは、高い正確性と合理性がある。
でなきゃ、多くの人々に浸透しないけれど、
一般大衆は愚かで、容易にステレオタイプ化され、
無批判に受け容れやすい、なんて謂いもまた、
無批判にステレオタイプ化されやすい愚かさである。
ステレオタイプ、それ自体は、ステレオタイプではない。

―― Sedat Girgin
すべては始まり 終わる頃には 気付いてよ 気付いたら
産まれた場所から 歩き出せ 歩き出せ
―― Remember me/くるり
―― 岸田繁 作詞作曲、2013、Speedstar Records
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2022年03月21日 00:00 |
- 自分らしさ
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| コメント:2
先入観や思い込みなのかな、
本当の私は、どう考えてるのかな、
っていう問いに結論を出すのは、むつかしいんだよなぁ。
でも、会話してて、ある瞬間に「いやだ!!」と感じるときがあって、
なんでだかわからない、わかんないんだかど、
まだ理由を分析できてないんだけど、
とにかくいやだということだけ先に、確かに感じた、
というときは、無条件で拒絶していいんだろう、と思う。
- 2022/03/21(月) 23:11:30 |
- URL |
- プラトニックまいまい #-
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まいまいさん、こんにちは。
>先入観や思い込みなのかな、
>本当の私は、どう考えてるのかな、
>っていう問いに結論を出すのは、むつかしいんだよなぁ。
本当の私は、がんばって本当を隠してるんだから、
見ないふりをしてやんなきゃ、
それが優しさってもんだわw。
>でも、会話してて、ある瞬間に「いやだ!!」と感じるときがあって、
>なんでだかわからない、わかんないんだかど、
>まだ理由を分析できてないんだけど、
>とにかくいやだということだけ先に、確かに感じた、
>というときは、無条件で拒絶していいんだろう、と思う。
嫌う、ってのは、危険を感じたときの信号で、
その危険信号を無視すると身体に悪いんだと思う。
脳に悪い、というか、脳も身体の一部、というか。
できる限り、拒絶でいいと思いますっ♪
勢いでアポ切って、明日は、
新横浜から、八王子の方に行くやつ、何だっけ、
今日はもういいや、明日調べよーw。
明日のことが分からないのは、
なんだか楽しい♪
- 2022/03/22(火) 00:06:51 |
- URL |
- 青梗菜 #De6CjWPI
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