衆人に訴える論証(しゅうじんにうったえるろんしょう、
羅:argumentum ad populum)とは、論理学における誤謬の一種であり、
多くの人々が信じている、支持している、属している等の理由で、
ある命題を真であると論証結論付けること。
多数論証、多数派論証とも。
―― ウィキ/衆人に訴える論証
衆人に訴える論証であることを指摘するだけでは、
その命題が真であることの、裏書の瑕疵を指摘しただけで、
真ではない、って反論にはまったく不十分である。
当たりまえではあるが、実際には、一般的には、確率論的には、
多くの人々が支持している命題であるなら、正しい場合が多い。
中二病みたいに逆張りをしても、中二病に訴える論証にしかならない。
多数が当たりまえに信じていることに、間違いは少ない、
―― 明日も、朝になれば陽が昇る。
論を俟(ま)たずに支持していることなら、たいていは正しい、
―― 明日も、陽が昇る方位は東である。

―― Sedat Girgin
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2022年03月28日 00:00 |
- 自分らしさ
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多数決もさうだよね。その前に自分の1票の理由が要るんだよねえ。どんな理由だとしても。
- 2022/03/29(火) 07:56:49 |
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- くわがたお #-
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がたおさん、こんにちは。
>多数決もさうだよね。
多くの人々が支持しているもんね。
>その前に自分の1票の理由が要るんだよねえ。どんな理由だとしても。
理由はないんだけど、って理由でもね。
- 2022/03/29(火) 10:49:31 |
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- 青梗菜 #De6CjWPI
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