第15回公判、鑑定医の証人尋問。
起訴後に鑑定した東京医科歯科大大学院の岡田幸之教授は、
弁護側の質問に「(作品を)盗用されたと思っていたので本件犯行に至った」と、
妄想が動機の形成に大きく影響したと説明した。
ただ、計画から実行への影響について裁判員から質問されると、
「火を付ける方法を取ったが、どこで何を買って何時に行うかについては、
妄想は関係なかった」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b2353355be43ad9a3ff052b1a82423b1cbd911
パクられた、落選させられたと妄想しているので犯行が起きた、
弁護士が質問しなくても、それには誰も異論はない。
それゆえに、放火して人を殺した、そこに妄想が関係しているか。
9月7日、被告人質問が始まった日から、
僕はまったくブレていないし、馬鹿にされても、罵られても、
何を言われてもブレる必要を感じていない。
>動機が、例えば、統合失調症などによる、
>妄想の影響を受けたものであっても、
>犯行は、自らの意思による自由な選択であった場合、
>心神耗弱とされるべきか、
>責任能力が認められるべきか。(―― 5/x)
弁護士は、動機と犯行を連続させようとするけれど、
裁判員は、冷静に、動機と犯行を切り離して考えている。
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2023年10月31日 00:00 |
- 自分らしさ
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